【2026最新】全統記述模試の出題範囲総まとめ!第1回〜第3回と攻略法
国公立大学や難関私立大学を目指す受験生にとって、学力の現在地を測る最大の指標となるのが河合塾の「全統記述模試」です。記述力や論理的思考力がシビアに採点されるため、マーク式模試とは異なる緻密な準備が欠かせません。
特に新課程入試が定着した2026年度入試においては、数学Cの出題枠組みや地歴・理科の履修進度に応じた範囲設定を正確に把握しておくことが、無駄のない得点力アップへの直結ルートとなります。第1回から第3回までの回次ごとの範囲拡大ペースと、差がつく頻出テーマを徹底整理しました。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:全統記述模試は第1回(春)から第3回(秋)にかけて理科・地歴・数学III/Cの範囲が急速に広がるため、未習分野を作らない先手必勝の学習が不可欠。
- 要点2:新課程対応に伴い、数学C(ベクトル・複素数平面・2次曲線)や歴史総合を含む探究科目の記述形式への早期適応が合否を左右する。
- 要点3:偏差値や判定に一喜一憂せず、返却された答案の減点分析と弱点単元の徹底復習をルーティン化することが最短の逆転ルート。
【2026年最新】全統記述模試の年間日程と第1回〜第3回の全体スケジュール
大学受験指導の現場において、年間を通した実力判定の基準として最も広く活用されている河合塾の全統模試の年間日程。その中でも国公立二次・私大個別試験の対策として欠かせない記述模試は、年間で計3回実施されます。
現役生の学習ペースと浪人生の習熟度を考慮し、回を追うごとに対象分野が全範囲へと拡大していくのが特徴です。
- 第1回 全統記述模試(5月中旬実施):基礎概念の定着度と標準問題の記述処理能力を測定。現役生の履修状況に配慮し、理科や数学発展分野は限定的な範囲にとどまります。
- 第2回 全統記述模試(8月下旬〜9月上旬実施):夏休みの学習成果が如実に現れる天王山。理科・地歴の範囲が中盤以降まで拡大し、記述の難度・分量ともに本格化します。
- 第3回 全統記述模試(10月中旬〜下旬実施):本番直前の総仕上げ。ほぼすべての科目で高校全範囲が出題対象となり、志望校の二次試験本番に近い総合力が試されます。
特に全統記述模試における高3生の範囲対策では、「まだ学校で習っていない単元」を放置せず、独学や予備校を活用して自力で先行逃げ切りを図る姿勢が上位層との差を埋める決定打となります。
【科目別】全統記述模試の出題範囲一覧|英語・数学・理科・地歴公民
各教科の出題範囲は、回次ごとに明確に設計されています。直前に焦らないためにも、各科目の広がり方をあらかじめ頭に入れておきましょう。
全統記述模試の英語の出題範囲は、第1回から第3回まで一貫して「全範囲(総合問題)」です。長文読解2題、文法・語法問題、和文英訳、および80〜100語程度の自由英作文で構成されます。回が進むにつれて長文の語彙レベルが抽象度の高い学術テーマへとシフトし、時間配分のシビアさが増していきます。
全統記述模試の数学の出題範囲は、理系・文系で選択が分かれると同時に、回次ごとの変化が最も大きい科目です。
- 第1回の数学:数I・A・II・Bが中心。数III・Cは選択問題として微積分の極限・微分基礎や平面上のベクトルなど、基礎的な大問が用意されます。
- 第2回の数学:数II・Bに加え、理系は数IIIの微分・積分法、数Cの複素数平面などが本格的に大問として登場します。
- 第3回の数学:全範囲出題。数IIIの積分融合問題や空間ベクトル、2次曲線など、二次試験頻出のヘビーな大問が並びます。
全統記述模試における理科・地歴の出題範囲も同様に段階的です。物理は力学・波動から始まり、第2回で電磁気、第3回で熱力学・原子分野まで網羅されます。化学は理論化学から無機・有機高分子へと拡大。地歴(日本史探究・世界史探究など)も古代・中世から近現代へと時代が進むため、現役生は近現代史の進度管理が勝敗を分けます。
新課程で何が変わった?全統記述模試の変更点と注意すべき盲点
入試改革に伴い、記述模試の設計にもいくつかの重要な刷新が加えられています。新課程における全統記述模試の変更点として真っ先に挙げられるのが、数学Cの再編と独立した出題枠の設置です。
旧課程では数学Bに含まれていた「ベクトル」が数学Cへと移行したことで、理系のみならず文系受験生でも志望校によって選択必須となるケースが増加しました。記述模試においても、平面ベクトル・空間ベクトルの論理記述が一段と精緻に採点される傾向にあります。
地歴公民においては、「歴史総合+探究科目」や「公共+倫理/政経」の枠組みに合わせた大問構成が組まれています。単なる年号や用語の暗記にとどまらず、「歴史事象の背景・影響を40〜60字で説明させる論述問題」や「複数の資料・グラフを読み解いて主張を組み立てる記述問題」の比重が高まっている点には細心の注意を払いましょう。
全統記述模試の難易度と評判|平均点・偏差値のカラクリを分析
受験界隈において全統記述模試の難易度や評判は、「奇問・難問が少なく、国公立標準〜難関私大レベルの良問が揃った極めて信頼性の高い模試」として定評があります。駿台全国模試のような圧倒的な超高難度とは異なり、教科書の標準概念をいかに正確にアウトプットできるかが問われる構成です。
全統記述模試の平均点と偏差値の目安を見ると、全体平均点は概ね200点満点中80点〜90点台(得点率40〜45%前後)で推移します。
マーク模試と比べて平均点が低く出るため、「自己採点で半分しか取れなかった」と落ち込む受験生が後を絶ちません。しかし、得点率50%(100点前後)を確保できていれば偏差値55〜58程度、得点率65%(130点前後)を超えれば偏差値65以上の難関大上位ゾーンに到達します。素点ではなく、集団内での位置づけを正確に読み解く冷静さが求められます。
差がつく頻出分野と過去問の活用法|E判定から巻き返す対策のコツ
記述模試でライバルを突き放すためには、ただ漫然と問題集を解くだけでは通用しません。効果的な全統模試の過去問や対策方法を押さえて実戦力を養いましょう。
まず意識すべきは、「部分点を確実に拾う記述答案の作成作法」です。特に数学や理科の計算過程では、公式を適用する前提条件(「相加・相乗平均の大小関係より」「x≠0であるから」など)を省かずに明記するだけで、採点官に減点されない強固な答案になります。
過去問演習を取り入れる際は、時間を計って解いた後に「模範解答の採点基準」を徹底的に読み込んでください。どこまで書けば何点もらえるのか、どの記述を落とすと大幅減点になるのかという「採点のツボ」を身体に染み込ませることが、最短期間で偏差値を5〜10引き上げる秘訣です。
【全統記述模試の範囲】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:高3の第1回模試でまだ習っていない範囲が出た場合、どう対処すべきですか?
A1:数学III/Cや理科・地歴の未習分野については、選択問題の仕組みを活かして既習単元の大問を選択するのが鉄則です。ただし、難関大志望であれば学校の授業ペースを待たず、参考書や映像授業で先取り学習を進めておくのが理想的です。
Q2:全統マーク模試(共通テスト模試)と全統記述模試のドッキング判定とは何ですか?
A2:同時期に実施されるマーク模試と記述模試の成績を合算し、国公立大学の前期・後期日程における共通テストと個別2次試験の配点比率に基づいた総合合否判定を算出するシステムです。志望校選定の最も精度の高い基準となります。
Q3:過去問は河合塾の市販問題集(黒本)で対策できますか?
A3:河合出版から刊行されている各科目の「全統共通テスト・記述模試 総合問題集」などを活用することで、過去の良問演習と傾向把握が十分に行えます。学校や予備校で配布される過去問冊子がある場合は、直近2〜3年分を実戦形式で解くのが最も効果的です。
まとめ:出題範囲を味方につけて志望校合格への確かな一歩を
全統記述模試は、年間3回という限られた実施回数の中で、受験生の基礎力・思考力・記述表現力を容赦なく浮き彫りにします。だからこそ、回ごとの出題範囲を正しく見据え、前もって照準を合わせた対策を打てた者が大きなアドバンテージを手にします。
模試は受けて終わりではなく、返却された成績表と解答解説を手元に「なぜ減点されたのか」を解剖する復習作業こそが学力を飛躍させる本体です。出題範囲の全体像をペースメーカーにしながら、日々の学習計画を着実に前進させていきましょう。 (出典: 全 統 記述 模試 範囲(Yahoo!ニュース))